28.4.12

今日の一言

新しい価値は、新しい建物を建てたからと言って、必ずしも生まれるものではないと思いました。
今の土地利用については、次の用途や未来の展望のないまま、ただ解体を先行したいだけのように感じます。
この問題に関する議論は、建物価値を計るものさしの無いこの国が、今後生き残っていくためのきっかけにはならないでしょうか?
この場に必要なコンテンツは何か?
ここで何が起こることが望ましいのか?
十分な議論をして欲しいです。
簡単に無くすことは出来ない建築です。

大阪市中央区 笹岡 周平

(4月27日撮影)

1 件のコメント:

  1. 明治建築研究会16:38

    かけがえのない歴史遺産は、後世に悔いを残さぬためにも、問答無用で保存すべきです。

     取り壊し予定の明治期の旧近衛師団司令部、大正期の中之島公会堂などが突然、保存され文化財に指定されたように、昭和期の大阪中央郵便局も、天の声、誰かの一押しで保存されないかと祈る想いで、取り壊しが迫る状況を見守っている。長いこと、保存の現場を見てきて、突然、解体が中断され保存再生された例も、奇跡を信じたい!

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