4.6.12

今日の一言

 解体工事が始まって、既に50日。建物を覆うシートは高くなっているが、まだ外観は保たれているようだ。外からでもバリバリと工事の音が聞こえるので、工事は進んでいる。しかし、私たちは諦めた訳ではない。次の一手の準備をしている。

 当面の利用が無いのに慌てて取り壊すのは理解が出来ない。今大阪城ホールがあるところに、明治時代のレンガ作りの建物があった。それがホールを建てるため、ゴールデンウィ-ク中に壊してしまった。その時、壊屋さんは「どうや!やったったやろ!」と私に云った。

 街の景観や文化とは関係なく壊すことに快感を持つ人種があることを思い出している。街になじんだ建物やそれが醸し出す景観が多くの市民の財産であることを忘れてもらっては困る。

 そればかりか、建物は、我々の先人が提供した税金で建てられた財産でもある。民営化しても、「郵政会社・あなたたちの私物とは云えない」と思う。そんな公共心が無い人達に大事な私信を託せるでしょうか?

大阪中央郵便局を守る会 長山雅一

(6月4日撮影)

1 件のコメント:

  1. 明治建築研究会21:10

    近現代建築保存へ向けてのtw12/06/04

    3」日本の植民地時代に建設されたソウル市庁舎本館の解体・復元と、ガラス張りの新館建設がほぼ終了し、8月の完成に向け内部工事が。本館は26年に完成した旧京城府庁舎で、03年に国の登録文化財に指定。原形保存を求める意見は強かったが、老朽化のため外壁などを再利用して復元。当研究会も要望を!

    7」日本郵政に告ぐ、今からでも遅くない、一部で進めている解体工事をやめなさい!2・26事件の戒厳司令部の香椎長官の「兵に告ぐ」を真似て、大阪中央郵便局の解体工事を、何とか止められないかと、浅知恵をしぼる。理不尽な解体を当時の天皇陛下のような強い意志があれば止められると思うがどうか!

    8」2・26事件の戒厳司令部の香椎長官の「兵に告ぐ」というビラを思い出して、大阪中央郵便局の解体工事をしている作業員に告ぐ、今からでも遅くない工事を止めなさい、意見を聞かないものは、歴史遺産の破壊者であるから、告発する。お前たちの父母兄弟は都市資産の破壊者になるので皆泣いておるぞ!!

    9」駅前の再開発、超高層ビルもいいが、大阪中央郵便局だけでも残して。進歩もいいが、昔を懐かしむ建築が、1軒ぐらいあってもバチはあたらん。こんなもんも残せないような大阪は、あまりにも寂しすぎるし、恥でっせ。若い維新の政治家さん達は、保存方法を真剣に考え、日本郵政に意見してくんなはれ・・

    10」私的には今の大阪中央郵便局はすっきりと建て替えて欲しい。大阪中央郵便局よりも昔の大阪市役所の方が建て替えせず、残して欲しかった。こんな意見の人もいるが、かけがえのない歴史遺産は、悔いを残さないためにも、どんなことをしても文化財にしてくださいという意見も。価値観の違いでしょうか?

    11」大阪中央郵便局.株式を国が保有しているが、民間企業の持ち物をどうしようとその企業の方針。税金及び維持費は誰が払うの?歴史建物、きれい事では済まされない、民営化した以上、皆が望んだことだから客さまとそこで働く社員の快適な職場環境確保の為古い建物は使うことは出来ない。厳しい意見です!

    12」橋本市からの回答。橋本市立高野口小学校校舎は、ご指摘のように昭和12年の建物で現在では数少なくなった木造校舎です。本市といたしましても文化財としての重要性は認識しており現在は橋本市指定文化財として、改修後も長く活用しながら保存。~再度、国の文化財にして保全活用されるよう要望します

    18」日本郵政は、直ちに、大阪中央郵便局の解体工事を止めて話し合いを。こんなやり方で、取り壊し工事を強行して、責任は誰が取るのか。多くの市民、専門家の意見を無視して一部の有識者、御用学者たちのお墨付きがあるという事で、逃げるなんていうのは通らない。再度、忠告する直ちに解体工事の中止を!

    19」 大阪中郵川柳ー都市資産破壊許さん市民たち2)破壊なら対抗措置に出るだけだ3)解体をするなら市民ボイコット4)郵政の経営問わる責任者5)反対を恐れて壊す文化財6)解体は後で禍根を残すだけ7)保存して市民の声を何故聞けぬ8)市民無視それで経営成り立つの9)とりあえず解体在きそれはない

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