26.7.12

今日の一言

あの場所に、いつものようにあることで、公共的な建築物はその存在意義があると思うのです。
近代大阪の歴史の中で、庶民が利用してきた数少ない公共建物~郵便局は人それぞれの思い出の場所でもあるでしょう。
近くの郵便局が閉まってしまったあとでも、あるいは休日でも、この局に来れば受け付けてもらえる、また貯金が下ろせる、そんな場面を数多くの人は経験していると思います。
それも大阪駅のすぐ近く。利用してきた人は数知れないことと思います。そんな人々の記憶が、さまざまな思いが詰まっている建物を、消し去ることはあまりにも簡単です。
しかし消えてしまったものを取り戻すことは非常に困難です。
大阪の庶民に利用され続けてきた~それこそ歴史であると思います~証人として極めて貴重なものだと考えております。

大阪府高石市 平岡 耕司

(7月25日撮影)

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