28.6.12

今日の一言

なぜ壊す必要があるのか。日本郵政の声明/見解についても見れる/知れる機会が必要だと思う。
フェンスがはられ、その様態が続くことは望ましくないが、「とりあえず壊す」そのような考えには真っ向から反対だ。

いろんな意味で時代は変化を求め続け、知らない間に都市の風景はどんどんと変わっていきます。
人々の愛着も時が経てば思い出に変わってしまう。
後の世代に語れるもの誇れるものを、少しでも多く残していけたらと思ってしまいます。
時代を経た感動、体感は実物を通して実感させたいものです。

兵庫県尼崎市 浅野 敦

(6月25日撮影)

27.6.12

今日の一言

現代は文明開化、経済活動に重心がぶれています。
このまま進むとやがて崩壊に至るでしょう。
文明と文化のせめぎあいではなくて、均衡が大切と考えています。
梅田界隈の変化、狂気の沙汰と思います。
21世紀の良心として保存活用をぜひ成功させたいものです。

大阪府吹田市 榎 秀夫

(6月25日撮影)

26.6.12

今日の一言

時代のニーズにあわせて、新しくしなければいけない部分はもちろんあると思います。

ただ「新しくする=壊して建て替える」という図式だけではなく、最小限のコストや環境への負荷で、最大限の効果を出す思考が必要ではないでしょうか。

大阪駅前という好立地で、市民の思い入れ深い大阪中央郵便局を丁寧に活用していくことで、建て替えない事の新しさを大阪で発信していくことのできる建築物だと思います。

大阪市此花区 奥平 桂子

(6月25日撮影)

22.6.12

今日の一言

 6月21日の朝日新聞夕刊に裁判についての記事が掲載されました。

(6月21日 朝日新聞夕刊)

19.6.12

大阪中央郵便局重要文化財指定義務付訴訟

 6月18日、建築史の大家である鈴木博之先生をはじめ、建築史家や建築家からなる5名の原告と弁護団が、国に対して大阪中央郵便局舎の重要文化財指定を求める裁判を起こしました。原告5名は全員守る会のメンバーでもあり、守る会では全面的に応援していきます。

(6月19日 産経新聞)
(6月19日 毎日新聞)
(6月19日 読売新聞)
(6月19日 朝日新聞)
(6月19日 日本経済新聞)
(6月19日 大阪日日新聞)

今日の一言

 6月18日は大阪中央郵便局舎にとって記念すべき日となった。日本の文化財保護にとっても歴史的に重要な記念日となる。

 建築史の大家である鈴木博之先生をはじめ、建築史家や建築家からなる5名の原告団が、国に対して大阪中央郵便局舎の重要文化財指定を求める裁判を起こした。

 これまで、所有者や利害関係者以外の第3者が歴史的建築物の保存を求めて裁判を起こすことは非常に困難であった。しかし近年の法改正によって、専門家にも裁判に訴える道が開けた。この度の訴訟は、行政事件訴訟法に基づく義務付け訴訟である。

 法律の素人の私が云うことは、問題なきにしもあらずだが、法の整備は、具体的な問題への取組みによって実現されると思う。原告団と弁護士の方々の勇気ある行動に感動です。これからが始まりと頑張りたい。

 そこで郵政の皆様、解体工事を直ちに中止して下さい。後世に憂いを残さないために。
大阪中央郵便局を守る会 長山雅一

18.6.12

今日の一言

旧大阪中央郵便局の建築価値を大きく損なう破壊行為を「とりあえず」やってしまおうという事業者側の意志が理解できない。
超高層にするのは西隣のビルとバックヤードとして、局舎は再生活用して後世に伝えていかなくては。
神戸でも、近代建築の保存再生はなかなか軌道に乗らなかったが、ようやくいい兆しが出てきた。
大阪も北浜船場地区は20年前に比べると変わってきたなぁ、と思っていた矢先の今回の方針決定。暴挙である。

神戸市北区 中尾 嘉孝

(6月16日撮影)

15.6.12

今日の一言

東京中央郵便局を目前にして竣工真近の三月にブログに描いたものの一部です。

「目前にしたのは明らかに新しい躯体に新規のタイルを貼ると言うものであった。
行われていたのはコンクリート下地にメタルのガイドを付けそれにタイルを引っ掛ける、まことに今日的施工である。
この部分は一度コンクリート躯体を修復した部位であろうか。
但し使われているタイルは既に現れたファサード全体を白く極めて均一に覆うものとまったく同一であ る。
つまりどこかにオリジナルの部分がありそれとの違いが見えるという部位が全くないのである。
先日のきわめて悪い予感、危惧を確認することになった。
「復元された」ファサードは全て新規に作られた、「フェイク」である。
白々とした偽物である。
本物の姿を借りてい るだけなおたちが悪い「詐術」のようなものである。
保全されたような形を当初とりながら(確かに解体当時、ファサードは一時残され一 見保全されているように見えるときがあった)東京の顔、東京駅の目の前の記憶の継承が仮にタイルによるものであるとはいえ「書き割り」で良いのであろうか?
本物を知らない人々がこれを見て吉田鉄郎の仕事であるとおもう、そのことを嘆く。」

大阪中央郵便局が風雲急である。東京中央郵便局の轍を踏むことがないことを祈る。

神奈川県相模原市 野沢 正光
http://nozawabw.exblog.jp/

(6月15日撮影)

14.6.12

今日の一言

現在大きく変わりゆく大阪駅前の都市景観の中で、歴史の証人として変わらぬ姿をとどめて欲しいと願います。
個人的にも郵便窓口には様々な思い出がありますが、私を含め人々の記憶に残るのみでなく、実在の形ある建物として外観とともに内部の空間も活き活きと残り活用される事を願います。

大阪市西区 木村 哲矢

(6月13日撮影)
(6月13日撮影)

13.6.12

今日の一言

私は大阪中央郵便局の建物が好きです。大阪で働いていたときに、よく眺め、利用していました。
同じ郵便を出すならあの場所をなるべく使いたかった。
無機質なビルの多い街並の中で、あの建物は表情があり、息をしていると感じたものです。
移転してから利用する機会が減ってつまらなかった。
阪急の、あの、どきどきするような天井の廊下があった建物がなくなった時にもほんとうにがっかりしたし、さみしかった。
大阪郵便局の建物がなくなったら、あのあたりはぽっかりとつまらない風景に変わってしまうと思う。
ぜひ、残してほしいです。

石川県金沢市 篠田 有里亜

(6月13日撮影)

12.6.12

今日の一言

18歳の時、大阪に住み始めた頃、この建築を見てしまったおかげで建築を志ざし10年になります。
この建築がなくなることで失われることはとてつもなく大きいと思います。
即物的な価値を求めていて、大阪の価値を打ち出すことは出来るのでしょうか。
こんな素晴しい建築が残っていることで、良いも悪いも含めて世界へのメッセージを打ち出せる可能性があるのではないでしょうか。

大阪市北区 不動 剛志

(6月9日撮影)

11.6.12

今日の一言

歴史的建造物の破壊に反対します。
特に、近代以降の建築物の歴史的価値について、現在、軽視されすぎていると思います。

日本の歴史は、室町時代や江戸時代にだけ、あるのではありません。
たとえ、現代人にはわからなくとも、後世の人々にとっては、なおさら貴重な歴史の証拠であり、映像や図面にはない、現物だけがもつ価値があります。必ず残していくべきです。

百歩譲って、意見が分かれるにしても、破壊してしまえば、取り戻すことはできません。たとえ図面が残っていても、同じ材質、同じ工法で再現することは、気の遠くなるくらい困難です。観光名所として、コンクリートで再現された城を見ると悲しくなります。

「本物」を後世に残していただきたい、と、強く訴えます。

京都府京都市 大島 裕子

(6月11日撮影)

8.6.12

今日の一言

なんでも古くなったら解体していたのでは、歴史の連続性がなくなってしまいます。
壊すものは壊す、けれど残すものは残す。「仕分け」してほしいですね。
法隆寺もずっと守り続けたから今に残っているのです。
1000年後、残しておいたら良かったと後悔しないようにしたいですね。
そんなに長く人類は存続出来ないかもしれませんが。

大阪市中央区 楠山 和人

(6月8日撮影)

7.6.12

今日の一言

大大阪時代の貴重な建造物がまた無くなるのは、文化意識が低い大阪の如実な現れだろうか。保存・活用という意識がどうしてできないのだ。
大阪だけではなく、日本を代表する貴重な建築物を後世まで残して頂きたい。

大阪市北区 黒川 悌治

(6月7日撮影)

6.6.12

今日の一言

文化の伝承には本郵便局は欠かせない建物と思います。
大阪駅前にあって旅行者には まず大阪が昨日今日の街ではない印象を強く与えたと思う建物です

これを無くすことは 単に新しいだけの街という印象を人々に与えます既に駅北口は新しいだけの東京ナイズされたような無機質な街になってしまいました「大阪人」も無くなるといういわば大阪の文化的地盤沈下は目を覆うばかりです 

大阪の独自性をアピールするためにも ぜひとも残して欲しい。そして今の場所にあってほしい!!

大阪府吹田市 久次米 滋夫

(6月5日撮影)

5.6.12

今日の一言

公共の財産である建物が、公の議論を欠いたまま解体されようとしていることに甚だしく疑問を覚えます。

京都府南丹市 塩澤 実

(6月4日撮影)

4.6.12

今日の一言

 解体工事が始まって、既に50日。建物を覆うシートは高くなっているが、まだ外観は保たれているようだ。外からでもバリバリと工事の音が聞こえるので、工事は進んでいる。しかし、私たちは諦めた訳ではない。次の一手の準備をしている。

 当面の利用が無いのに慌てて取り壊すのは理解が出来ない。今大阪城ホールがあるところに、明治時代のレンガ作りの建物があった。それがホールを建てるため、ゴールデンウィ-ク中に壊してしまった。その時、壊屋さんは「どうや!やったったやろ!」と私に云った。

 街の景観や文化とは関係なく壊すことに快感を持つ人種があることを思い出している。街になじんだ建物やそれが醸し出す景観が多くの市民の財産であることを忘れてもらっては困る。

 そればかりか、建物は、我々の先人が提供した税金で建てられた財産でもある。民営化しても、「郵政会社・あなたたちの私物とは云えない」と思う。そんな公共心が無い人達に大事な私信を託せるでしょうか?

大阪中央郵便局を守る会 長山雅一

(6月4日撮影)

1.6.12

今日の一言

大阪の一等地に君臨する大阪中央郵便局舎は、大阪人にとって印象深い建物です。大阪駅を行き交う度に目に入ってきた風景・・・
現状の局舎建物が活用されていくことを切に願っています。

大阪市東成区 岩川 恵理

(5月30日撮影)