建築史の大家である鈴木博之先生をはじめ、建築史家や建築家からなる5名の原告団が、国に対して大阪中央郵便局舎の重要文化財指定を求める裁判を起こした。
これまで、所有者や利害関係者以外の第3者が歴史的建築物の保存を求めて裁判を起こすことは非常に困難であった。しかし近年の法改正によって、専門家にも裁判に訴える道が開けた。この度の訴訟は、行政事件訴訟法に基づく義務付け訴訟である。
法律の素人の私が云うことは、問題なきにしもあらずだが、法の整備は、具体的な問題への取組みによって実現されると思う。原告団と弁護士の方々の勇気ある行動に感動です。これからが始まりと頑張りたい。
そこで、郵政の皆様、解体工事を直ちに中止して下さい。後世に憂いを残さないために。
大阪中央郵便局を守る会 長山雅一
0 件のコメント:
コメントを投稿