当会「大阪中央郵便局を守る会」は、JR大阪駅前にある大阪中央郵便局旧庁舎を大切に思う、市民と専門家の団体です。2011年末に発表された、旧庁舎の解体報道を受け、その中止と庁舎の活用を訴えるべく組織されました。 2012年2月24日現在で、110名を越える賛同人と約2000名の賛同署名を得ています。
参考までに、過去の要望をご笑覧いただければ幸いです。 東京、大阪の両中央郵便局の保存を求める要望書を提出2005/06/17学会・団体 デザイン 建築関係の研究者らでつくる明治建築研究会は6月9日、東京中央郵便局と大阪中央郵便局の保存を求める要望書を日本郵政公社に提出した。 両建築は旧逓信省営繕課の建築家、吉田鉄郎が設計し、1930年代に完成した。両建築とも、文化的価値の高いモダニズム建築を集めたDOCOMOMO100選に選定されている。しかし、それぞれ東京駅と大阪駅の目の前という好立地であることから、政府は現在、郵政民営化後に高層建築に建て替え、賃貸事業に乗り出すことを検討している。 明治建築研究会の柴田正己代表は「郵政民営化の議論のなかで、建築の文化的な価値などが全く無視されていることに危機感を覚えた」と話している。(青野 昌行=日経アーキテクチュア) 民主党政権になるので改めて、大阪中央郵便局庁舎は重要文化財クラスの優れた近代名建築ですので保全再生のアピールを出します。 後世に悔いを残さないためにも東京中央郵便局庁舎以上に歴史遺産の保全・活用の方法について議論すべきだと思います。 一般的には、シンプルな昭和戦前のモダニズム建築は、装飾で飾られた明治・大正期の様式主義建築に比べて建築学的な価値の理解が難しいが、東京・大阪中央郵便庁舎は、専門家が指摘するように重要文化財クラスの近代の名建築なのである。だから、外壁の一部だけの保存で片付けようとしている動きに対して反対し、文化財に指定してその価値にふさわしい保存を市民、専門家たちは要望しているのである。ここまで来ているので意味のない一部だけの保存にならないように監視し、保存を関係方面へ呼びかけているのである。 明治建築研究会。 大阪中央郵便局庁舎・政権交代で開発計画の見直しを 日本郵政殿、大阪府殿、大阪市殿、文化庁殿各地で政権交代の後、開発計画の見直しが進められてきています再度、歴史建築・大阪中央郵便局庁舎保全再生の見直しを 日本を代表するモダニズムの名建築・大阪中央郵便局庁舎(昭和14年竣工、吉田鉄郎設計)は、東京中央郵便局とともに重要文化財クラスの優れた近代の名建築です。東京中央郵便局庁舎の保全再生工事は、現在進められていますが、大阪中央郵便局庁舎については、現在、工事が延期され、再検討されているように聞いています。 従来の建設計画案では、一部の保存だけでしたが、その後、多くの人たちから保存の要望が続いています。また、今回の政権交代の後、各地で開発計画の見直しの声が出てきています。今までの安易な開発計画を見直し、かけがえのない歴史建築は、もう少し大切にしなければと考え始めたのであれば、素晴らしいことだと思います。 後世に悔いを残さないためにも一部の保存ではなく歴史遺産の価値を生かした保全・再生を改めて要望します。大阪中央郵便局庁舎を重要文化財にしようと市民・専門家たちが保存の要望を続けています。それの保存の動きに対してわれわれも近現代建築を研究している立場から応援をしています。 残り少ない貴重な歴史建築は、なんとしても開発計画の中に取り入れて保全再生を図るよう関係方面へ呼びかけています。この建築の保存を要望される方は、日本郵政、大阪府、大阪市、文化庁などへ保存要請のメールをお送りいただければ幸いです。ご支援・ご協力をよろしくお願いします。 明治建築研究会。 大阪中央郵便局庁舎・開発計画の見直しを。11・02・23 日本郵政殿、大阪府殿、大阪市殿、文化庁殿各地で開発計画の見直しが進められてきています再度、歴史建築・大阪中央郵便局庁舎保全再生の見直しを 日本を代表するモダニズムの名建築・大阪中央郵便局庁舎(昭和14年竣工、吉田鉄郎設計)は、東京中央郵便局とともに重要文化財クラスの優れた近代の名建築です。東京中央郵便局庁舎の保全再生工事は、現在進められていますが、大阪中央郵便局庁舎については、現在、工事が延期され、再検討されているように聞いています。 従来の建設計画案では、一部の保存だけでしたが、その後、多くの人たちから保存の要望が続いています。また、各地で開発計画の見直しの声が出てきています。今までの安易な開発計画を見直し、かけがえのない歴史建築は、もう少し大切にしなければと考え始めたのであれば、素晴らしいことだと思います。 後世に悔いを残さないためにも一部の保存ではなく歴史遺産の価値を生かした保全・再生を改めて要望します。大阪中央郵便局庁舎を重要文化財にしようと市民・専門家たちが保存の要望を続けています。それの保存の動きに対してわれわれも近現代建築を研究している立場から応援をしています。 明治建築研究会。
参考までに、過去の要望をご笑覧いただければ幸いです。
返信削除東京、大阪の両中央郵便局の保存を求める要望書を提出
2005/06/17
学会・団体 デザイン 建築関係の研究者らでつくる明治建築研究会は6月9日、東京中央郵便局と大阪中央郵便局の保存を求める要望書を日本郵政公社に提出した。
両建築は旧逓信省営繕課の建築家、吉田鉄郎が設計し、1930年代に完成した。両建築とも、文化的価値の高いモダニズム建築を集めたDOCOMOMO100選に選定されている。しかし、それぞれ東京駅と大阪駅の目の前という好立地であることから、政府は現在、郵政民営化後に高層建築に建て替え、賃貸事業に乗り出すことを検討している。
明治建築研究会の柴田正己代表は「郵政民営化の議論のなかで、建築の文化的な価値などが全く無視されていることに危機感を覚えた」と話している。
(青野 昌行=日経アーキテクチュア)
民主党政権になるので改めて、大阪中央郵便局庁舎は重要文化財クラスの優れた近代名建築ですので保全再生のアピールを出します。
後世に悔いを残さないためにも東京中央郵便局庁舎以上に歴史遺産の保全・活用の方法について議論すべきだと思います。
一般的には、シンプルな昭和戦前のモダニズム建築は、装飾で飾られた明治・大正期の様式主義建築に比べて建築学的な価値の理解が難しいが、東京・大阪中央郵便庁舎は、専門家が指摘するように重要文化財クラスの近代の名建築なのである。だから、外壁の一部だけの保存で片付けようとしている動きに対して反対し、文化財に指定してその価値にふさわしい保存を市民、専門家たちは要望しているのである。ここまで来ているので意味のない一部だけの保存にならないように監視し、保存を関係方面へ呼びかけているのである。
明治建築研究会。
大阪中央郵便局庁舎・政権交代で開発計画の見直しを
日本郵政殿、大阪府殿、大阪市殿、文化庁殿
各地で政権交代の後、開発計画の見直しが進められてきています
再度、歴史建築・大阪中央郵便局庁舎保全再生の見直しを
日本を代表するモダニズムの名建築・大阪中央郵便局庁舎(昭和14年竣工、吉田鉄郎設計)は、東京中央郵便局とともに重要文化財クラスの優れた近代の名建築です。東京中央郵便局庁舎の保全再生工事は、現在進められていますが、大阪中央郵便局庁舎については、現在、工事が延期され、再検討されているように聞いています。
従来の建設計画案では、一部の保存だけでしたが、その後、多くの人たちから保存の要望が続いています。また、今回の政権交代の後、各地で開発計画の見直しの声が出てきています。今までの安易な開発計画を見直し、かけがえのない歴史建築は、もう少し大切にしなければと考え始めたのであれば、素晴らしいことだと思います。
後世に悔いを残さないためにも一部の保存ではなく歴史遺産の価値を生かした保全・再生を改めて要望します。大阪中央郵便局庁舎を重要文化財にしようと市民・専門家たちが保存の要望を続けています。それの保存の動きに対してわれわれも近現代建築を研究している立場から応援をしています。
残り少ない貴重な歴史建築は、なんとしても開発計画の中に取り入れて保全再生を図るよう関係方面へ呼びかけています。この建築の保存を要望される方は、日本郵政、大阪府、大阪市、文化庁などへ保存要請のメールをお送りいただければ幸いです。ご支援・ご協力をよろしくお願いします。
明治建築研究会。
大阪中央郵便局庁舎・開発計画の見直しを。11・02・23
日本郵政殿、大阪府殿、大阪市殿、文化庁殿
各地で開発計画の見直しが進められてきています
再度、歴史建築・大阪中央郵便局庁舎保全再生の見直しを
日本を代表するモダニズムの名建築・大阪中央郵便局庁舎(昭和14年竣工、吉田鉄郎設計)は、東京中央郵便局とともに重要文化財クラスの優れた近代の名建築です。東京中央郵便局庁舎の保全再生工事は、現在進められていますが、大阪中央郵便局庁舎については、現在、工事が延期され、再検討されているように聞いています。
従来の建設計画案では、一部の保存だけでしたが、その後、多くの人たちから保存の要望が続いています。また、各地で開発計画の見直しの声が出てきています。今までの安易な開発計画を見直し、かけがえのない歴史建築は、もう少し大切にしなければと考え始めたのであれば、素晴らしいことだと思います。
後世に悔いを残さないためにも一部の保存ではなく歴史遺産の価値を生かした保全・再生を改めて要望します。大阪中央郵便局庁舎を重要文化財にしようと市民・専門家たちが保存の要望を続けています。それの保存の動きに対してわれわれも近現代建築を研究している立場から応援をしています。
明治建築研究会。