2012年2月6日、当会は、旧・大阪中央郵便局庁舎の所有者と管理者である下記2氏に「旧・大阪中央郵便局庁舎の見学実施に関する要望書」を送付しました。あわせて、当会の声明文、2012年2月5日現在の賛同人名(107名)とメッセージ、賛同署名者数(1136名)もお送りしました。
郵便局株式会社社長/郵便局株式会社近畿支社長
【見学実施要望書】
2012年2月6日
「大阪中央郵便局を守る会」代表 長山雅一
旧・大阪中央郵便局庁舎の見学実施に関する要望書
私たちは、貴社が所有・管理される旧・大阪中央郵便局庁舎について、市民を対象とした見学会を早期に開催していただくことをお願い申し上げます。
大阪中央郵便局は、戦前戦後と、長く大阪市民に愛されてきた建物であり、昨年末、突然、解体が発表されたことに大変、驚いております。地元では、是非この建物をもう一度見たいと言う声が数多く存在します。
大阪中央郵便局庁舎は立派な建物です。解体しなくても、大阪駅前の歩行者動線の改善や地下に埋設されている設備インフラを再整備することは可能であると、これまでシンポジウム等で専門家が指摘しています。機能的に設計された郵便局舎は、色々な用途に転用して活用できる潜在的な可能性が備わっています。大阪中央郵便局を何十年に渡って愛用してきた大阪市民の叡智を結集することが、建物を将来に渡って、より良いかたちで活用していくためには、必要です。市民との交流こそが、貴社にとって、最善の選択を見つける道であると信じております。
70年以上に渡り、地域で愛されてきた大阪中央郵便局のこれ方の有り方を見出すため、これまで大阪中央郵便局を利用してきた市民や専門家を対象として、庁舎の内外部を見学する機会を早期に設けて頂くことを、お願い申しあげます。
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