大阪城や首里城など、昔の歴史的建築物は誰もが残そうと考えます。
それは何故なのか?
ひるがえって、近現代の素晴らしい建築物は何故残そうとしないのか?
老朽化や再開発などという理由が実は私達市民の思考力を、想像力を停止させているのだと。
私はウチナーンチュとして、今、那覇市久茂地にある「沖縄少年会館」(現 久茂地公民館)の保存・活用運動に関わっています。
私自身、最初はこの建物について全く無知でした。
その後、沖縄県立公文書館に足を運び、沖縄の偉人「屋良朝苗」さんの存在とウチナーの先人の思いを知りました。屋良朝苗日記を何度も閲覧してますが占領下の沖縄での先人の苦悩や、それでも跳ね返そうと奔走する姿が見えてくるのです。
当会の建築士である、照屋寛公は「街は記憶装置」との言葉を教えてくれました。同じく建築士の福村俊治は「物を大事にしない今の沖縄の現状」を前に苦悩しております。
私は思います。
建物には魂が宿ってます。私達はもう一度足元を深掘りし、これらを含む歴史的建築物のあり方をそして街づくりを提案出来るよう学ばねば、そして共感と賛同を得るべく足で稼がねばと今、時間を作っては逢う人々に思いを伝えてます。
私の暮らしは貧しておりますが、心まで貧することがないよう、私も心新たに沖縄少年会館の未来と、久茂地地区の再生を、夢を語り続けてます。
「思う、動く、叶う」と。
お金を貯めて、是非大阪中央郵便局に行きます。
私も大阪中央郵便局の保存・活用に微力ながら応援させて下さい。
大阪と沖縄が繋がってることに心強く思い、この場を借りて感謝申し上げます。
新沖縄子どもを守る会 ウエチ ヒデキ
新沖縄子どもを守る会 ウエチ ヒデキ
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